そこで、麦わら帽子にプラスチックの帽子の芯を入れ、洗濯ネット(今回は中折帽子なので50×34センチのネット)を使い洗濯機で10分洗った結果が、バケツの水で漱いだあとの左の写真です。
※ネットがあまり大きいと芯が外れます。
※リボンを取って洗うことをおすすめします。
麦わら帽子は洗濯機でも、芯を入れ型を整えれば、型崩れの予防になり、洗えない事もありません。しかし、天然繊維の破損は出てきます。天然繊維である麦わら帽子を洗う場合は、手洗いで軽く汚れの箇所を歯磨き等のブラシで擦ってから、水で漱ぐ程度ならダメージも少なくて済みます。
布帽子も、洗濯表示を確認して可能な場合は手洗いできます。
蛍光剤入りの洗剤を避け、おしゃれ着用の中性洗剤などを使います。内側部分など、汚れが目立つところは、洗剤をしみこませてからブラシで軽くこすり洗いします。
表面の汚れは、診ずに適量の洗剤を溶かした洗濯液をスポンジに含ませ、軽くたたくようにして落とします。
部分洗いを済ませたら、洗濯液に浸して振り洗いをし、水を替えながらすすぎ洗いをします。
最後に、タオルで水分を取り除き、タオルを詰めたりザルにかぶせるなどして、帽子の形を整えて陰干しします。